医学部予備校の寮に入るメリット
自宅から予備校の校舎に通うのではなく、医学部予備校の寮に入って受験勉強に励むという選択肢もあります。寮ならではのメリットはどのようなところにあるのか、整理してみましょう。
- 通学や余暇を過ごす時間も勉強時間に費やすことができ、無駄な時間を削減することができる
- 意識の高い医学部受験生に囲まれて勉強できるため、競争心やモチベーションなどが生まれ学力が伸びやすい
- 講師や周りの友人に質問や疑問をすぐに投げかけることができるので、短時間での解決が可能
- 遊びの誘いやゲームなどの誘惑を断ちやすい
- デスクや参考書など、受験勉強に必要な最高の環境が整っている
- 食事が用意されたり食堂のある寮も多く、栄養バランスのとれた健康的な食生活を送ることができる
- 家族と距離を置くことで、自立心も向上させることができる
このように、医学部予備校の寮に入ることでしか得られないメリットがたくさんあります。寮費が授業料とは別にかかるとはいえ、その費用以上の恩恵が受けられることは間違いありません。
Dr.フクロウ
規則正しく生活しながら効率よく受験勉強できるのが、医学部予備校の寮に入る最大のメリットなのだフク!
医学部予備校の入寮にかかる費用
医学部予備校の寮で生活しながら勉強するためには、授業料とは別に平均で200〜300万円ほどの費用がかかります。安いところでも150万円ほどはかかると考えておきましょう。
内訳は、
- 入寮費:10万円前後
- 寮費:100〜200万円
- 管理費:20〜40万円
- 水道光熱費:3〜5万円
- 食事代:30万円前後
- その他
程度となっています。その他には書籍代などが含まれます。
食事を付けないことで月に数万円程度費用を抑えることも可能です。ただ、栄養バランスや外食にかかる費用などを考慮すると、多少費用が高くなってしまっても食事付きのプランを選んだ方がお得です。
部屋の広さや室内の設備等によって、費用が上下する医学部予備校もあります。経済面と受験生それぞれの希望や性格などに合わせて選択しましょう。
専用寮がある医学部予備校
画像引用元:https://medicalforest.com/ikebukuro/
寮を利用することができる医学部予備校を紹介します。それぞれ特徴や魅力があるので、参考にしながら入寮を検討しましょう。
メディカルフォレスト
- 校舎と同じビル内に寮を完備
- 最大16畳ある広々とした部屋は非常におしゃれ
- 冷蔵庫やテレビ、ベッドやIHヒーターまで、あらゆる家具や家電を完備
- 専用のレストランには調理師や栄養士が常駐
- オートロック式の玄関で安心して生活できる
- コインランドリーも完備し、ルームクリーニングの利用も可能
Dr.フクロウ
医学部予備校の「メディカルフォレスト 池袋校」は寮とレストランが併設されているから学業と栄養面でも安心できるフク!
メディカル ラボ
- エアコンや電話、勉強のためのデスクや椅子などを完備
- ベッドや家電などはリース可能
- 寮長や寮母が生活の相談にものってくれる
- 栄養士考案の食事を毎日2食食べることができる
- 掃除機やアイロンの貸し出しサービスあり
池袋理数セミナー
- インターネット回線も含め、必要な家財道具を一通り完備
- 部屋や共有部分は清潔感にあふれ、女性でも気持ちよく利用できる
- 全自動洗濯機やトースター、電子レンジなども自由に利用することが可能
- 防犯面にも配慮し、安心して生活できる体制を構築
医学部予備校寮まとめ
- 医学部予備校の寮に入ることで、受験勉強に費やす時間を増やすことが可能
- 講師や仲間とともに常に高い意識やモチベーションを持って生活することができるのも寮の魅力
- 医学部入学後など将来の一人暮らしに備え、医学部予備校の寮で自立心を鍛えることもできる
- 医学部の入寮にはトータルで年間200〜300万円ほどの費用がかかる
- 入寮にはお金がかかるが、それ以上のメリットや恩恵が得られることは間違いない
- 医学部予備校ごとに様々なタイプの寮や特徴があるので、入寮までには丁寧な比較検討が必要