惑わされるな!医学部受験の正しい情報の取得方法と注意点

合格率?偏差値?医学部受験情報の着目すべきポイント

医学部を受験する際には、各大学の情報を集めることになります。どの点に注目しながら情報集め、整理すべきなのでしょうか。特に調べておくべきポイントをまとめてみましょう。

偏差値

各医学部の偏差値は当然ながらチェックする必要があり、予備校の模試などを受けることで、受験生自身の偏差値も把握することが可能です。

各医学部の偏差値と照らし合わせることで、おおよその合格の可能性を知ることができます。偏差値は、無謀な受験を防ぎ確実に合格するためにも重要な情報なのです。

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倍率や合格率

受験生が何人おり、そのうち何人が医学部に合格したのかを示した数値が倍率や合格率です。これも大学ごとに異なります。

また、各医学部の倍率は、年度によって大幅に上下するケースも珍しくありません。1年違うだけで倍近く倍率が異なることもあるほどです。

ここ数年の倍率や合格率を一通り確認した上で、おおよその見当をつけるようにしてください。

出題傾向

医学部によって受験科目や、それぞれの科目の出題傾向にも違いが出てきます。選択問題が多い医学部もあれば、記述式を多く採用している医学部もあるなど個性が見られるのです。

例えば、記述量が多いと解答時間が足りなくなることがあります。そのような出題傾向を持つ医学部を受験する際には、スピードはもちろん、問題を解いていく順番も重要。そのための対策を意識して受験勉強に励み、準備しておかなければいけません。

Dr.フクロウ

出題傾向を知ることで、集中して学習すべきポイントが見えてくるフク!

医学部受験情報は公式サイトを参考に!

医学部受験を制するには、正しく情報収集する必要があります。情報は取得方法を間違えると受験結果にも悪影響を及ぼすため、冷静に集めることが求められるのです。

では具体的にどのように情報を集めるべきかを、注意点と一緒に見ていきましょう。

志望校はオープンキャンパスと入試説明会に参加

医学部受験に関する情報は公式による発表等を参考にしてください。その上で、興味のある医学部のオープンキャンパスや入試説明会に参加し情報を集めましょう。

そもそもオープンキャンパスとは、学校説明会のこと。実際に医学部の校舎などに足を運ぶことで、雰囲気や設備等を確認することができます。

入試説明会はさらに入試に特化した催しとなっていて、最新の入試情報や入試概要はもちろん、カリキュラムや大学の実績等に関しての説明も受けることが可能です。

オープンキャンパスと入試説明会は、事前の申し込みが必要なケースと不要なケースとに分かれます。日程とともに予約等の必要性も合わせて確認しておきましょう。

こうした説明会は医学部が公式に行っているため、そこで得られる情報は確かなものばかりとなっています。個別相談が受けられる場合には、ここで不明な点や心配な点などを積極的に質問すると、ネットなどでは得られない情報も獲得することが可能です。

ネット上の情報は注意!

情報を集める際に気をつけたいのが、インターネット上に溢れる情報です。医学部の公式ホームページなどに記載されている情報は間違いないものなので信用することができます。

しかし、それ以外のサイトの中には適当な情報や古い情報などもあるので十分に注意しましょう。

ネット上の情報に関しては、その真偽を確かめる癖をつけておくことが重要です。1つのサイト情報に惑わされるのではなく、複数のサイトを確認するなどして、正しい情報か否かを判断してください。

各医学部や国・省庁などの発表かどうか定かではない場合は、その情報を安易に鵜呑みにするのは避けるべきです。どうしても真偽がわからなければ、医学部予備校の講師などに尋ねるといいでしょう。

医学部予備校は、こうした情報収集や真偽の確認にも活用することができるのです。

Dr.フクロウ

ネットの情報はすぐに信じるのではなく、手間をかけて本当かどうか調べなければならないフクよ!

医学部受験情報まとめ

  • 医学部受験情報の収集の際には、偏差値や倍率、出題傾向などを細かくチェックすること
  • 倍率や合格率は、同じ医学部でも年度ごとに変化するので要注意
  • 出題傾向に合った対策をしておくことで合格率を上げることができる
  • 医学部受験情報は各医学が開催するオープンキャンパスや入試説明会でも得られる
  • ネットの情報を鵜呑みにせず、受験に関する情報は医学部のホームページや公の機関の発表を重視する